群馬よみうり新聞社
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WEEKLY
TOPIC
音までおいしい専門店
パントンのカツサンド
2017.04.21
WEEKLY TOPIC  西毛  高崎市

1番人気の「特選厚切りかつサンド ヒレ」(900円)。揚げたては表面にキラキラと輝く肉汁が!

 

 ジュワッ、パチパチ。ザクザク。高崎市中尾町にある「かつサンド工房 PANTON(パントン)」の厨房からは、いつも“おいしい音”が聞こえて来る。「揚げたてを提供しているのでお待たせしてしまうのですが、この音を楽しみに来てくださるお客様も多いんですよ」と話すのは、小澤貴さん(43)と久美子さん(37)。こぢんまりした店を夫婦2人で切り盛りしている。

店を経営する小澤貴さんと久美子さん。お互いを尊敬し合っているという仲のよい夫婦だ。

 

 実はこの店、口コミサイト「食べログ」の「群馬県×パン・サンドイッチ」ジャンルで総合1位にランクイン(4月10日現在)している人気のカツサンド専門店。「ヒレかつサンド」(700円)、「ロースかつサンド」(600円)、「手ごねかつサンド」(550円、数量限定)の3種類が人気を博してきたが、2月に始めた「特選厚切りかつサンド」(ヒレ900円、ロース800円)も大好評。「とにかくおいしい」「カツが驚くほどやわらかい」「ボリュームがあるのに安い」と評判で、県内外からたくさんの人が訪れている。意外なことに、利用客は女性が中心。店内で食べる人もいるが、テイクアウトが大半を占める。人気店だけあって11時頃から混雑し始め、週末には行列ができることも珍しくない。

木目を生かした店内には、マスコットの豚さんが。

 PANTONのカツサンドには、3つのこだわりがある。まずは、カツの命とも言える肉。臭みがなくサッパリとした癖のない味わいが特徴の「大麦三元豚」を使用している。そしてカツを挟む食パンには、生地を低温長時間発酵させたシンプルな味わいのものを使用。きめが細かく、口当たりが軽い。最後は、ソース。特別栽培の野菜を使ったソースにオリジナルのデミグラスソースをブレンドすることで、まろやかでフルーティーな味わいを追求。食べやすいよう、季節により配合を変えている。どれも主張させすぎずにバランスを保つ。この“三位一体”が、おいしさの秘訣なのだ。

 もちろん、作り方にもこだわりが詰まっている。かつては和食の料理人として腕を振るっていた貴さん。この店を出す前にフランス料理店やトンカツ屋のシェフの元を訪ね、肉の扱い方、揚げ方をしっかり学んだという。肉は沖縄産の塩を振って1時間ほど寝かせておくことで、旨みをギュッと凝縮させる。そして揚げる直前にサッとパン粉をつけて、低温と中温で丁寧に2度揚げ。表面にうっすらと肉汁が光る、サクサクの絶妙なカツに仕上げる。食パンは、焼く前に紅茶を吹きかけるのがポイント。水分が保たれるのでパサパサにならず、カツとの一体感が生まれるのだそう。こうして、多くの人に愛されるPANTONのカツサンドができ上がる。

 接客するときは笑顔を忘れない。「気持ちよく店に来ていただきたいからこそ、笑顔はとても大切。ふと食べたくなったときに、気軽に利用できる店でありたいですね」と小澤さん夫婦は話す。お腹も心も満たされる店、PANTON。そのガラス扉の向こうでは、今日も“おいしい音”が響いている。

小澤さん夫婦の好きな青色が映える、白い外観。リゾート地のカフェをイメージしたという。

データ
かつサンド工房 PANTON

昼頃は混雑するため、電話予約がおすすめ。デリバリーにも対応(応相談)。

高崎市中尾町699


10:00~17:00(売り切れ次第終了)


水曜、第3木曜(不定休あり)


027-370-1230


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