「赤城鶏の鶏ハムとほんのり山葵のクリームソース」。テイクアウト1,290円。

　高崎市で毎年開催される「キングオブパスタ2020」の表彰式が昨年12月8日に行われ、「Restaurant Cafe CARO（レストラン カフェ カーロ）」の「赤城鶏の鶏ハムとほんのり山葵（わさび）のクリームソース」が優勝に輝いた。同店の優勝は2014年以来、6年ぶり2回目。

　キングオブパスタは、高崎市内の飲食店が考案したパスタメニューから投票でナンバーワンを決めるイベント。例年は市内の「もてなし広場」を会場に行われていたが、12回目となる今回は投票者が直接店舗に行くスタンプラリー形式で開催された。参加店のうち2店で対象のパスタを食べるとどちらかの店舗に投票できる仕組みで、歴代優勝店を含む19店がエントリー。昨年10月16日～11月30日の投票期間に計1,555票が集まった。

キングオブパスタ2020の表彰式の様子。

　カーロは2009年にオープンしたイタリアンレストラン。パスタやピザのほか、県産の豚肉や鶏肉、高崎市産の野菜を使ったアラカルトなど、地産地消に力を入れた料理を提供している。キングオブパスタへの出場は8回を数え、初出場した2012年の準優勝を皮切りに、2014年に優勝、2018年に3位と入賞を重ねてきた。

　今回の優勝メニュー「赤城鶏の鶏ハムとほんのり山葵のクリームソース」は、スタッフのアイデアを基に約2か月半をかけて開発した、同店が得意とするクリーム系のパスタ。ソースは野菜と鶏ムネ肉を煮込んだスープにクリームを合わせ、刻みワサビを入れてさっぱりと仕上げた。パスタの上には低温調理でしっとりさせた赤城鶏のハムと、色鮮やかなアボカドやパプリカ、ワサビ菜がのる。小板橋浩一オーナーは「今回は開催期間が長く、接客や店の雰囲気も評価されるので、うれしさが一層大きかった。お客さんとスタッフに感謝しています」と振り返った。

　カーロでは今回の優勝メニューと歴代入賞メニューをテイクアウトでも提供している。パスタ激戦区・高崎で“キングオブパスタ”に輝いた一品をぜひ堪能してみて。

カーロの小板橋浩一オーナー。

カジュアルな雰囲気の店内。

住所

高崎市連雀町25 寿ビル1階

営業時間

ランチ 平日11：30～14：30（L.O.14：00）、
ディナー 17：30～24：00（L.O.23：00）

休み

火曜

問い合わせ

027-326-8688

※県の営業時間短縮要請中はディナーのみテイクアウト対応。