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TOPIC
神流川の上空に鯉のぼり800匹
鯉のぼり祭り 5月3日~5日
2024.05.02
WEEKLY TOPIC  神流町  西毛

神流町万場地区の神流川沿いで行われる、春の風物詩「かんな鯉(こい)のぼり祭り」が始まる。
たくさんの鯉のぼりが、川の上空を“泳ぐ”姿はコロナ禍を経て昨年、復活。
今年も多くの観光客でにぎわいそうだ。

鯉のぼりの掲揚のほか
地域の味覚や生徒・学生の出店も

悠々と空を泳ぐ神流町の鯉のぼりは、その数約800匹。コロナ禍を越えて昨年、4年ぶりに再開した。
「コイコイアイランド会館」の下、河川敷にある神流川公園から対岸の山へワイヤーロープを張り、寄付などで集まった鯉のぼりをつるしている。
河川敷から見上げたり、川に架かる人道橋「こいこい橋」から眺めたりできる。

神流杉・神流檜の香り袋

今年は5月3日~5日に「鯉のぼり祭り」を実施する。
子供向けにふわふわ遊具を設置するほか、町民が鮎の塩焼きや山菜の天ぷら、焼きそばなどを販売。
万場高校の生徒による「ニジマスカレーバーガー」の販売(3日のみ)や、神流杉・神流檜(ひのき)の香り袋制作などの体験も楽しめる。
また、地域づくりの研究に取り組む関東学園大学(太田市)の学生たちが、ノンアルコールカクテルなどのブースを設ける。

4月28日の掲揚作業

地域住民らの手で約800匹の鯉のぼりの掲揚が行われたのは先月28日。
鯉のぼり祭り実行委員会の天野賢会長は「地域の中高生らも含む町民100人あまりが協力して掲揚し、イベント出店などで盛り上げます。色々な角度で鯉のぼりの群れを見ながら楽しんで」と話し、来場を呼び掛ける。

40年以上の歴史を持つ
鯉のぼり掲揚のさきがけ

神流町で鯉のぼりの掲揚が始まったのは、1981年(昭和56年)のこと。
当時の万場町の有志団体「かたる会」が、ロープ2本に100匹ずつを下げ、大規模な鯉のぼり掲揚として話題を集めた。
以来、コロナ前まで毎年実施され、多い年には25,000人が訪れたという。

町内には、恐竜センターや道の駅万葉の里などの観光名所もある。
子供の成長を祈る気持ちによって40年以上続くイベントを見に、神流町に出かけてみて。

データ
かんな鯉のぼり祭り

5月3日(金曜、祝日)~5日(日曜、祝日) 10:00〜16:00
※鯉のぼりは5月12日午前に降納予定で、それまで観覧可。


コイコイアイランド会館下の河川敷


神流町万場40(コイコイアイランド会館)


鯉のぼり祭り実行委員会 0274-57-3305


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