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県内バス7社で地域連携ICカード導入
「nolbé」3月12日サービス開始
2022.02.25
WEEKLY TOPIC  中毛  東毛

 県内のバス事業者7社で導入する地域連携ICカード「nolbé (ノルベ)」の販売と利用が3月12日にスタートする。

群馬発の交通系ICカード
SuicaやPASMOとの相互利用も

 群馬バス、群馬中央バス、日本中央バス、日本中央交通、永井運輸、矢島タクシー、上信電鉄の7社が運行する64路線、153台に導入されるノルベ。群馬では路線バスにおける交通系ICカードの普及が進んでいなかったが、ノルベの誕生により前橋市や高崎市、渋川市、太田市を中心に利用範囲が広がり、普及率も約4割から約8割へと向上する。

 ノルベは、JR東日本などが提供するSuica(スイカ)のサービスを備えた群馬発の交通系ICカードだ。Suicaはもちろん、PASMO(パスモ)が使える全国の交通機関との相互利用が可能で、上記路線のほか、すでに交通系ICカードが使える関越交通などの路線バスや一部の高速バスでも利用できる。また、県外の人が群馬でバスを利用しやすくなるメリットもあるという。さらに、電子マネー機能を使えば、全国の加盟店で支払いもできる。

 県内のバス利用者に対しては今まで、プリペイド式の「群馬県共通バスカード」を提供してきたが、システムが老朽化したためICカードへの移行を決めた。ノルベの発売に合わせてバスカードは3月末で販売を終了し、約1年後に廃止となる予定。

通勤・通学用の定期券も発行可能

 ノルベという名称は、群馬の方言“乗るべぇ”にちなんで命名した。カードデザインには、バス利用が少ない若年層でも持ちたくなるような図柄を採用したという。定期券としても発行するため、バスとJR東日本の定期券が1枚にまとめられるのもポイントだ。カードは、3月12日より前橋駅や高崎駅のバス案内所や各バス会社の定期券発行窓口で購入できる。

 県の交通政策課は「ノルベの導入で公共交通機関の利便性が向上する。この機会にぜひバスへ乗車してもらいたい」と呼びかける。ますます便利になるバスを、移動手段の1つに取り入れてみては。

データ
地域連携ICカード「nolbé(ノルべ)」

【URL】https://www.pref.gunma.jp/houdou/h22g_00040.html

 

【導入バス会社】

群馬バス 027-371-8588
群馬中央バス 027-280-8606
日本中央バス 027-287-4422
日本中央交通 027-353-8866
永井運輸 027-265-5088
矢島タクシー 0276-60-1212
上信電鉄 027-388-9250

※問い合わせの受け付けは、いずれも平日(月曜~金曜)9時~17時30分。

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