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WEEKLY
TOPIC
絵本で心が近くなる
親子のための展示会
2017.01.27
WEEKLY TOPIC  西毛  高崎市

昨年の展示の様子。親子が快適に作品を楽しめるように工夫されているのが、絵本フェスティバルの特徴だ。

 

 子供の心をとらえて離さない、絵本。そのすばらしさを伝える祭典「たかさき絵本フェスティバル」が明日、幕を開ける。高崎シティギャラリーで11日間にわたって、展示会や販売会「ブックフェア」などを開催。この時期、小さな子供がいるお母さんに最もおすすめのイベントだ。

期間中は絵本や写真集1万冊を販売する「ブックフェア」(入場無料)を開くほか、読み聞かせや絵本作家によるギャラリートークなども行う。

 

 絵本フェスティバルの軸は、毎年大勢の来場者でにぎわう絵本の原画展。今年のテーマは「長く読みつがれている子どもの本」。「しろくまちゃんのほっとけーき」「11ぴきのねことあほうどり」といったロングセラーを中心とした11作品の原画を、約120点展示する。「だるまちゃん」シリーズ最新刊や、近年発見されたという「チムとゆうかんなせんちょうさん」の貴重な原画も飾られる予定。作家のパワーを肌で感じるのか、製本されたものより原画に心を奪われる子供が多いというから不思議だ。

昨年の展示の様子。親子が快適に作品を楽しめるように工夫されているのが、絵本フェスティバルの特徴だ。

 

 子連れのお母さんがのんびり楽しめるよう配慮されているのも、うれしいポイント。原画を飾る高さは、抱っこされた子供の目線の高さを想定して通常より10cmほど低く設定。絵本のページと同じ順番に並べてあり、順路を歩いていくだけで物語の世界へ入り込めるようになっている。また館内はおしゃべりOKなので、読み聞かせをしたり、子供に話しかけたりしてコミュニケーションをとりながら進むことができる。

 絵本フェスティバルを主催する「時をつむぐ会」は、約30人のお母さんで結成されたNPO法人。子を持つ親ならではの視点を生かしている。児童書の専門店を営む同会の代表・続木美和子さんは「絵本は、親と子の幸せな時間を創出してくれるもの。だからこそ、親子で楽しんでもらえるよう配慮した。また絵本は、子供が最初に出会う“文学”であり“芸術”。その魅力を、たくさんの親子に知ってもらいたい」と話す。

 

 ディレクションに協力しているのは、有限会社BACHの代表・幅允孝さん。本を起点として常に“新しいもの”を生み出そうと活動しているブックディレクターだ。絵本フェスティバルにも斬新かつユニークなアイデアを次々に取り入れ、続木さんいわく「お高くとまっていた」というこのイベントを、身近で洗練されたものへとブラッシュアップさせてきた。来場者の年齢層が高くなりつつあったが、幅さんのおかげで、若い世代の親子が多く訪れるようになったそう。今回どんな演出をするのかは、行ってみてのお楽しみだという。

 

 絵本のすばらしさを、たくさんの親子に伝えたい——。そんなシンプルでまっすぐな思いが込められた「絵本フェスティバル」という物語。その扉絵をめくれば、母子が触れ合う時間の大切さも、きっと実感できるはず。

データ
たかさき絵本フェスティバル

1月28日~2月7日
10:00~18:00


高崎シティギャラリー


高崎市高松町35-1


一般800円、4~17歳500円、3歳以下無料


NPO法人 時をつむぐ会 090-5537-4006


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