群馬よみうり
群馬を楽しむ情報マガジン「タウンぐんま」


WEEKLY
TOPIC
色鮮やかな武者絵のねぷたが出陣
14、15日太田市尾島ねぷたまつり
2024.08.09
WEEKLY TOPIC  太田市  東毛

太田市尾島ねぷたまつりが8月14日、15日、太田市の尾島商店街大通り(県道142号)および周辺で開かれる。
高さ7mにもなる大きなものを含むねぷた約10台が勇壮に練り歩く。

区間を約350m延長し観覧しやすく

太田市尾島地区と青森県弘前市は、尾島に津軽藩の飛び地があったことから江戸時代からつながりが深く、1986年に尾島ねぷたまつりが始まった。
地元の市民団体や小学生、企業が参加して、お囃子(はやし)と共に武者絵の描かれた迫力あるねぷたを引くと、まつりは年々話題を呼び、尾島の夏の風物詩になった。

新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに開催された昨年は、台風のため1日のみの実施だったが、約10万人もが訪れた。
これまで、ねぷたは二手に分かれて運行した後、会場西側の尾島交差点に集合して大合奏を行っていたが、人が多すぎて子供やお年寄りが合奏場所までたどり着けなかった、という声があったという。

そこで今年は、より多くの人に安全に楽しんでもらえるよう、会場東側の約350mを延長。道路の幅が広く、こちらでも合奏を行う。
自由に座れる観覧席約180席が用意されるので、じっくり見るにはここを目指すのもよさそうだ。
さらにねぷたの運行方法も、全団体が1列で進むシンプルな動きに変更する。

参加団体の1つで、まつり実行委員会のメンバーでもある「尾島ねぷた太鼓会」の会長・小林義信さんは、「会員は4月からお囃子の練習を始め、本番に向けて準備をしています。赤く染まるねぷたの行列は圧巻だと思いますので、ぜひ見に来てください」と呼び掛ける。

練習の様子(太田市民ねぷた会)

津軽物産市も楽しめる

両日とも17時から出陣式が行われ、18時30分に商店街の西からねぷたが出発して会場を往復する。
15時からは商店街(阿久津会館東)で津軽物産市も開かれる。会場周辺の駐車場は大きな混雑が見込まれるため、できる限り公共交通機関やシャトルバスの利用を。
家族や友人と夏の迫力ある夜を満喫してみて。

データ
太田市尾島ねぷたまつり

8月14日(水曜)、15日(木曜)
15:00~22:00 荒天中止


太田市の尾島商店街大通り(県道142号)


尾島ねぷたまつり実行委員会 0276-47-1833
※シャトルバスは16:30~22:00の随時、東武木崎駅、尾島庁舎駐車場、道の駅おおたと会場間を運行。


この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

エリア別 WEEKLY TOPIC

西毛 中毛 東毛 北毛 その他

WEEKLY TOPIC アクセスランキング

DAILY WEEKLY TOTAL

キーワード

タウンぐんま公式 facebook
特集
秋を楽しみたい全ての人に
シリーズ:スポーツ[ゴルフ]


タウンぐんま公式facebookいいね!を押して旬で役に立つぐんまのニュースをゲットしよう!
© Gunma Yomiuri All rights reserved.