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渋川に県北初のボルダリングジム
Landmark、9月28日オープン!
2022.09.23
WEEKLY TOPIC  中毛  渋川市

 スポーツクライミングが東京オリンピックで正式種目となってから、注目度を高めているボルダリング。県内でも中毛や東毛地域を中心にジムが展開され、競技人口が増えつつある中、渋川市に県北地域初となるジムが28日に誕生する。

地域に新たなコミュニティを作りたい
ボルダリングを通し人とつながる場に

 「Bouldering Spot Landmark(ボルダリング スポット ランドマーク)」は、高さ4mほどの壁を6面備えたジムで、それぞれ角度が異なる壁面には色とりどりのホールド(突起物)が取り付けられている。100種類以上の課題(コース)が設けられ、利用者はレベルに合わせた課題に従ってゴールまで進む。“体を使ったチェス”とも呼ばれるボルダリングは思考力も重要で、体や頭を駆使して登り切った瞬間に達成感や爽快感を得られるのが醍醐味だ。

 施設のオーナーである唐沢昂平さんもそんな魅力に引き込まれた1人。以前勤めていた職場では、上司や同僚との間に壁を感じることが多かったという唐沢さん。当時、知人から勧められたのがボルダリングで「職業や年齢も異なる仲間に出会い、人間関係の悩みが解消されていきました。ボルダリングを通して人とつながれるコミュニティを作りたい」。そうした思いから唐沢さんはジムの開業を決めた。

 しかし、物件探しや資材の高騰に悩まされ、開店まで2年を要した。資金面ではクラウドファンディングを活用し、1か月で約110万円の支援が集まったという。

登る人も登らない人も施設で“共遊”

 ボルダリングジムのほとんどは壁が一体となっているため、「経験者に見られるのが恥ずかしい」といった声も多い。同施設では、初心者と中・上級者でエリアが分かれているので、ビギナーも気兼ねなく楽しめる。また、見学のみの人も快適に過ごせるよう飲食ができる休憩室を設けた。

 唐沢さんは「人生が豊かになる体験やつながりが生まれる場所にしたい」と意気込む。シューズやチョークもレンタルできるため、手ぶらで行ける手軽さもうれしい。ボルダリングの魅力を体感しに、渋川の新たな“ランドマーク”を訪れてみて。

データ
Bouldering Spot Landmark

渋川市渋川897-21


13:00~22:00


会員登録料/1,100円
利用料/大人1,500円~、高校生以下1,100円~
初回体験コース(会員登録料、レンタル料込み)/大人2,200円、高校生以下1,800円
※利用は小学生から。


火曜


050-3150-8623


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