群馬よみうり
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採れたて野菜のおいしさが魅力!
農家のレストラン「nōfu」オープン
2022.11.18
WEEKLY TOPIC  西毛  高崎市

 高崎市で地域の台所を支える柴崎農園が、10月26日に「cafe(カフェ) & marche(マルシェ) nōfu(ノーフ)」をオープンした。農園で栽培する新鮮な野菜をふんだんに使った料理と直売所が話題を集めている。

群馬の農作物でカフェとマルシェ
ランチメニューは野菜たっぷり

 店に入ると、野菜や農産物の加工品が並ぶ直売スペースがあり、左に目をやると南向きの窓から明るく光が差し込むカフェスペースが広がる。JR高崎駅から車で15分ほどの立地にありながら、東側には畑が広がり、のどかな風景だ。

 柴崎農園(齋藤昇代表)が開いたnōfuは、採れたての野菜をメインにした、群馬の農産品を使ったランチが楽しめる農家レストラン。同農園ではミニトマトやキュウリ、ブロッコリーなど、年間20種類ほどを育てており、新鮮な野菜のおいしさや、群馬の農産物の多彩さを広めようと考えたのが開店のきっかけだ。同農園の野菜に加え、県内20軒近い生産者の作物や加工品も取り入れている。

 厨房では飲食業経験者のシェフが腕を振るい、素材の味を生かした彩り豊かな料理を提供する。ランチは「ごはんランチ」(1,800円)と「高崎生パスタランチ」(1,700円)が軸。高山村産の米を使ったごはんランチは、週替わりのメインのおかずのほか、nōfuサラダと5種類以上の小鉢が付く。パスタランチには高崎産小麦の生パスタを使用。他にオムライスや季節のパフェなどもメニューに並ぶ。

交流や食育の場としても活用

 nōfuでは、地域とのつながりを大切にし、食器の一部は農園近くにある県立高崎高等特別支援学校の生徒たちが作った陶器を使用。野菜を市内の学校給食向けに卸している経緯もあり、食育・食農教育の場として料理教室や子供食堂の展開も考えているという。店主を務める齋藤代表の長女・小林郁子さんは、「群馬の農産物の魅力を発信し、地域の人たちの交流の場にしたい」と元気に語る。群馬の農産物のおいしさを味わいに、nōfuに出掛けてみよう。

データ
cafe & marche nōfu

高崎市柴崎町1642-2


11:00~17:00。ランチは13:30までで予約優先。ランチ、直売とも売り切れ次第終了


カフェは日曜、祝日休み。カフェ・直売ともに不定休あり


柴崎農園 027-335-8207


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