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TOPIC
「桐生まちづくりファンド」第1号
革製品の店「hirari」が話題
2020.02.14
WEEKLY TOPIC  東毛  桐生市

 桐生市本町に昨年12月、革製品のアトリエショップ「hirari」がオープンした。同市の中心市街地活性化を目的に設立された「桐生まちづくりファンド」を活用し、桐生市への定住と空き店舗の再生を同時に果たした事例として注目されている。

魅力は新旧融合した街
若手クラフト作家が入居を決意

 同店のオーナーは、革製品のデザインから製作、販売までを手掛ける平山篤さんと妻の茉利奈さん。篤さんは神奈川県鎌倉市や千葉県内を拠点に、全国のクラフト展などで活動していたが、前橋市出身の茉利奈さんとの結婚を機に北関東周辺でアトリエ兼住居の物件を探していたところ、ファンドの存在を知り移住を決めた。

 同ファンドは地域の活性化を目的としたまちづくり事業の資金援助を行うために、「桐生信用金庫」と東京都の「民間都市開発推進機構」が共同で出資し、昨年6月に設立された。今回のオープンは市内で空き家や空き店舗の再生を行う特定目的会社「UNIT KIRYU」がファンドから投資を受け、酒屋だった築45年の空きビルを改装。店舗は平山さん夫妻の要望も踏まえ、鉄骨の梁やコンクリートの壁など、元の建物を生かした空間に仕上げられた。篤さんは「桐生は古いものと新しいものが融合した街。そんな街の特徴を店舗に取り入れたかった」と話す。

地域に活気を生む 取り組みと商品

 店舗にならぶ革製品は、“造形美と機能美の共生”をコンセプトに1つひとつ手縫いで作られている。手間はかかるがミシンで縫うのに比べて上品に仕上がり、糸もほつれにくいという。また、全ての製品が左右対称なため利き手を選ばず誰にでも使いやすい。現在は同店やオンラインショップのほか、県内外の11店舗で9アイテムを販売している。最近桐生の店舗には市外からの来店者も増加した。

 「UNIT KIRYU」の川村徳佐社長は「同ファンドを利用した次の出店は未定ですが、こうした事例を増やして桐生の街を盛り上げたい」と意欲を見せる。地域の活気を生み出す取り組みの今後に注目だ。

データ
hirari

桐生市本町6-376-3


12:00~19:00


水曜


0277-47-6945


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