赤城山南麓にある三夜沢赤城神社で３月19日、オーロラと日本文化を融合させたイベント「赤城SUN do（サンドゥ）～ふたつの空と太陽の道～」が開かれる。

　「赤城SUN do」は、オーロラの観測地として知られるカナダ・ユーコン準洲ホワイトホースと中継をつなぎ、現地のオーロラを大型スクリーンでライブ上映するイベント。関東一円で電気工事業を展開する「株式会社ソウワ・ディライト」（前橋市、渡邉辰吾代表）を中心とした「赤城Aurora60実行委員会」が初開催する。

　きっかけは、同社の渡邉代表が、ユーコン準洲の魅力を発信するプロジェクト「Aurora60」で活動する現地在住の知人・杉江好平さんと話したことだった。2人は「コロナ禍でも楽しめるオンラインツアーを」と、昨年3月にソウワ・ディライトの敷地内でオーロラのライブ観賞会を実施。カナダの料理や酒類も提供し、地域の人など200人ほどでにぎわった。

　そうした中、2021年の「都道府県魅力度ランキング」の結果が44位と聞き、「群馬の魅力がうまく伝わっていない」と考えた渡邉代表は、三夜沢赤城神社でのイベントを着想。地域の歴史や文化、赤城山の自然を感じられる場所で、楽しみながら前橋市や群馬県の魅力を再発見してもらおうと「赤城SUN do」を企画した。

　当日はオーロラ中継のほか、日本文化をテーマに音楽ユニット「EGO-WRAPPIN’（エゴラッピン）」のボーカル・中納良恵や、双子の絵描きユニット「HAMADARAKA（ハマダラカ）」らが出演し、パフォーマンスを披露する。人気飲食店の出店やオリジナルグッズの販売も計画中だ。

　ソウワ・ディライト広報室の柴田美里さんは「オーロラが出るかどうか、当日になってみないと分からないワクワク感も楽しんでほしい。神社の雰囲気や文化を壊さない内容なので、幅広い世代の人に来場してもらいたい」と呼びかける。荘厳な雰囲気の三夜沢赤城神社で、1日限りの特別な体験を楽しんでみては。

EGO-WRAPPIN’の中納良恵

HAMADARAKA

日時

3月19日（土曜）14：00～21：00
荒天中止

会場

三夜沢赤城神社

住所

前橋市三夜沢町114

料金

一般3,000円、小学生以下無料
※チケットはイベント公式サイトで前売り券のみ販売。

問い合わせ

株式会社ソウワ・ディライト 027-266-6711

【HP】https://akagi-sundo.jp/