「あいず」の遊び場で過ごす子供たち

　親子を対象にした、遊びと食、映画を楽しむ催し「こどもツナガルフェス」が11月18日、館林市の茂林寺境内で初開催される。

　イベントの発起人は、館林市で子供たちの居場所づくりに取り組む「NPO法人あいず」理事の牧田康平さん。子供や子育て中の保護者を対象に、市内で活動する団体が協力して催しを開けないかと考え、声を掛けたところ、映画の野外上映会を行う「SORANOMONシアター実行委員会」、安全に配慮した食品のマルシェなどを主催する「館林 食の安全を考える会」が賛同し、3団体での開催が決まった。

　当日は各団体が得意分野を生かした催しを行う。あいずは「遊びフェス」（12時〜15時30分）を開催。ベーゴマやけん玉といった昔遊びを楽しめるほか、茂林寺周辺の自然を生かしたロープブランコや綱渡り、竹工作体験などを実施する。さらに、コマの達人やジャグリングパフォーマーが来場し妙技を披露する。

　館林 食の安全を考える会はマルシェイベント「たてばやしオーガニックパーク」（10時〜15時30分）を行う。食の安全に配慮したフードやドリンク、無農薬の野菜などを販売する館林市近郊の27店が出店し、にぎわいそうだ。

「館林 食の安全を考える会」のマルシェの様子

　16時30分からはSORANOMONシアター実行委員会がドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」を上映する（事前予約制。一般1,000円、18歳以下無料。先着50人）。子供と大人がみんなで作る「居場所の力」と、悩みながらも自ら考え歩もうとする「子どもの力」を描いた作品だ。こちらは、子育て中の保護者を始め、大人を対象に上映する。

　牧田さんは「子供たちの育ちに欠かせない『遊び』と『食』を満喫できるイベントです。巨大スクリーンを使った野外上映会もお楽しみに」と呼び掛ける。子供を見守りながら家族そろって楽しめるイベントに参加してみるのはいかが。

映画「ゆめパのじかん」の一場面

日時

11月18日（土曜）10：00～18：15 雨天中止 ※映画は16：00受付。雨天時は分福公民館で14：00受付。

会場

茂林寺

住所

館林市堀工町1570

料金

入場無料

問い合わせ

NPO法人あいず 080-1139-4675

【上映会申込みフォーム】https://onl.sc/CtUDm2e