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カフェのテーマはベースボール!
桐生にオープンした「球場」が話題
2023.01.20
WEEKLY TOPIC  東毛  桐生市

 「球都」を掲げたまちづくりを推進している桐生市に昨年12月、野球カフェ「球場」がオープンした。甲子園球場をほうふつとさせるカフェが、野球ファンを中心に話題を呼んでいる。

地元への感謝から起業

 同カフェを運営するのは、桐生市在住の阿久澤幸(さき)さんが社長を務める「株式会社STEM(ステム)」。幸さんは、1978年の選抜甲子園大会で桐生高校がベスト4の記録を残した際の主砲・毅さんの二女だ。毅さんは現在、男子プロバスケットボールBリーグ1部に所属する群馬クレインサンダーズの運営会社社長などを務めている。

 自身もサッカーに取り組んでいた幸さんは「スポーツを通して、育ててくれた地元に恩返しをしたい」と、航空会社を退職し帰郷。カフェを運営し、にぎわいを生み出そうと2019年から開業準備を進め、2021年からはキッチンカーで出店していた。念願の店舗を構えた幸さんは「カフェと一緒に桐生の観光名所やまちなかの魅力的な場所を巡ってほしい」と話す。

店内に甲子園のスコアボードを再現
高校野球をイメージしたメニューも

 店内には甲子園球場のスコアボードを模した大型モニターを設置。壁面には甲子園の夏空を描き、まるで球場にいるかのような雰囲気だ。モニターにはメニューやインフォメーションの他、随時高校野球の名場面を流している。さらに統合前の桐生南、桐生西を含む桐生市とみどり市の高校9校の硬式野球部のユニホームや、昨年プロ入りした桐生市ゆかりの選手のバットやサインなどを展示。来店者から「夏の思い出がよみがえってうれしい」といった声が届くという。

 メニューには、卵とじのカツ丼「勝つ丼」(800円)や、野球ボール型のグラスで爽やかなクリームソーダを提供する、夏の晴天をイメージした「夏空ソーダ」(650円)など野球を意識した商品が並ぶ。夏には過去にかき氷FESで3位を獲得したかき氷も提供する予定だ。部活を頑張る学生を応援しようと学割も実施している。新たに誕生したカフェで軽食を取りながら、球都・桐生の歴史と熱気を感じてみて。

データ
球場

桐生市本町5-363-3


10:00〜22:00


月曜(祝日の場合は開店し、翌日休み)


0277-32-4244 ※近隣の有料駐車場の利用を。


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