群馬よみうり
群馬を楽しむ情報マガジン「タウンぐんま」


WEEKLY
TOPIC
自宅で楽しくきのこを育てて収穫
桐生・森産業の栽培キットが好調
2022.06.23
WEEKLY TOPIC  東毛  桐生市

 コロナ禍における在宅時間の増加により、森産業株式会社(本社:桐生市)が販売するきのこ栽培キットの売り上げが好調だ。

巣ごもり需要で人気上昇
コロナ禍の2年でリピーターが定着

 森産業株式会社は、1943年に設立されたきのこ種菌・菌床の製造販売会社。約80年にわたりきのこ業界をリードしてきたパイオニアで、桐生市と沼田市に事業所を持つ。生産者向けの種菌・菌床を中心に展開しており、国内のきのこ種菌売上シェアで1位を誇る。

 コロナ禍で人気を集めたのは、「もりのきのこ農園」シリーズを始めとする家庭向けの栽培キット。きのこの菌を培養した栽培ブロックに毎日水を与え、適切な室温を保つと、数週間でたくさんのきのこを収穫できる。誰でも自宅で簡単にきのこの栽培ができることを知ってもらおうと2000年に発売した商品だが、コロナ禍での巣ごもり需要で注目が集まった。緊急事態宣言が全国に発令された2020年4月頃から売り上げが伸び、同年10月~12月期の販売数量は前年の同時期と比べ約85%増加。現在はピーク時に比べ売り上げの伸びは落ち着いたが、リピーターが多く引き続き好調が続いているという。

珍しいきのこを育てる新商品も

 「もりのきのこ農園」のラインアップは、シイタケ、キクラゲ、ナメコ、エノキタケなどの全7種類。秋から春にかけて販売されるものが多いが、現在はシイタケ、キクラゲの2種類が購入できる。

 また、今年5月には販売期間・数量限定の新シリーズ「めずらしいきのこ農園」を自社通販サイトで展開。第1弾となるサンゴハリタケ(販売終了)に続き、6月24日15時から第2弾のタモギタケを発売予定だ。来年以降には、夏休みの自由研究用に小学生向けの観察キットの販売も計画しているという。森産業株式会社グリーンビジネス課の石川裕章係長は「食育や贈り物にもおすすめです。採れたての新鮮なきのこをご家庭で楽しんでください」と話す。梅雨のおうち時間の楽しみとして、きのこの栽培と調理に挑戦してみては。

データ
「もりのきのこ農園」シリーズ

森産業通信販売サイト「森のきのこ倶楽部」、ホームセンター(キクラゲのみ)


各1,500円 ※通信販売の場合、夏季は別途クール便代が必要。


森産業株式会社 沼田事業所 0278-22-1455


この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

エリア別 WEEKLY TOPIC

西毛 中毛 東毛 北毛 その他

WEEKLY TOPIC アクセスランキング

DAILY WEEKLY TOTAL

キーワード

タウンぐんま公式 facebook
特集
秋を楽しみたい全ての人に
シリーズ:スポーツ[ゴルフ]


タウンぐんま公式facebookいいね!を押して旬で役に立つぐんまのニュースをゲットしよう!
© Gunma Yomiuri All rights reserved.