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渋川市に新たな憩いのスポット誕生
「ばんどうの湯」が12月1日営業再開!
2021.11.26
WEEKLY TOPIC  中毛  渋川市

 今年3月に閉館した渋川市の旧北橘温泉「ばんどうの湯」がリニューアルし、「komorebi(こもれび)テラス ばんどうのゆ」として12月1日にオープンする。

伊香保の人気旅館「玉樹」が手掛ける
眺望が自慢の日帰り温泉施設

 渋川市北橘町の高台にある同施設は、榛名山や秩父連山を背に広がる渋川や前橋の街並み、とうとうと流れる利根川など壮大なロケーションが望める日帰り温泉施設だ。湯量たっぷりの温泉は疲労回復や打ち身などに効くとされ、効能豊かな“絶景風呂”として親しまれてきた。

 市所有の公共温泉として2001年にオープン、2007年からは指定管理者制度を用いて運営したが、契約満了に伴い閉館。新たな譲渡先を公募する中で、伊香保町で温泉旅館「お宿 玉樹」などを運営する「有限会社 玉樹」に決まった。「お宿 玉樹」は石段街入口にある全館畳廊下の純和風旅館で、もてなしの心あふれる接客が好評の人気宿。温泉施設として培ってきたノウハウを生かせることと、地域の活性化につながればとの思いから今回の応募を決めたという。

 施設名の“komorebiテラス”は、陽光が注ぐ館内の温かな空間にちなんで名付けられた。訪れた人にくつろぎ時間を提供したいとの気持ちが込められている。

ブックコーナーなどくつろぎの場も
来春にはグランピング施設オープン

 オープンにあたっては約2か月の工事を行い、床と壁を張り替えモダンな雰囲気に刷新した。約2,500冊の書籍やマッサージ機を導入した休憩スペース、外気浴が楽しめる屋外テラスを整備したほか、手の込んだラーメンや神津牧場のソフトクリームが味わえる食事どころもある。同社の鈴木政幸さんは「温泉は渋川市が誇る宝。北橘温泉を預かった以上、最高と思っていただける場所を用意したい」と話す。来年4月には敷地内に市内初のグランピング施設もオープンする予定だ。

 さらに魅力的な場所へと生まれ変わったばんどうの湯。自慢の温泉と景観を堪能し、心身共に癒やされてみては。

データ
komorebiテラス ばんどうのゆ

渋川市北橘町下箱田605-5


10:00~21:00


平日3時間プラン 大人660円、小学生以下330円(土・日曜、祝日は+110円) ※1日プランもあり。


第4火曜


0279-20-4126


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