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太田駅北口に古くて新しいスポット
ワープビル 10月下旬オープン
2021.10.07
WEEKLY TOPIC  太田市  東毛

 太田駅周辺の古い店舗を再活用してきた株式会社FANが、駅北口正面に立つビルのリノベーションを進めている。「ワープビル」と命名し、10月25日のオープンを目指している。

便利に使えて人の集まる場所へ
ショップのほか多目的スペースも

 太田駅の北口を出ると、2017年にオープンした太田市美術館・図書館が、まだ新しい輝きを保つ。その北側に立つ、アーチ型の窓を備えた懐かしさのある3階建てのビルが「ワープビル」だ。

 オープン後はフルーツサンドや弁当の店、アパレルなどが入り、多目的スペースや小規模オフィスエリアもある複合施設になる。多目的スペースはステージ付きで、イベントや動画配信への活用などを検討中だ。また屋外には駅前の立地を生かし、キッチンカーのスペースも用意するという。

 同ビルを運営するFAN代表の須永和昭さんは、「これまで駅前になかったタイプの施設になる。北口に活気を取り戻す足掛かりにしたい」と意気込む。

FAN代表の須永和昭さん

移転入居する韓国スイーツ「シンナダ」のレインボーホットク

まちづくりのプラットホーム目指す

 須永さんは太田市出身で、街の移り変わりを肌で感じてきた。北口に空き店舗が多くなる中、6年前に国道407号に面した一角に焼きそばなどを販売する「おもひで横丁 なつかし屋」を開くと多くの来客があった。店を開けば需要があると分かり、複数の空き店舗を修復・再活用して北口の再生に取り組んだ。また、地域の仲間とまちづくり団体「キタグチゴールデンカンパニー」を設立し、ナイトマルシェやまち歩きイベントを開催してきた。

 こうした中、今年6月にビルのテナントが移転すると聞き、1、2階を丸ごと借り、複合施設を計画。「ワープという言葉は、北口のようにちょっとレトロ。そこから未来に向かう新しいプラットホームとして、誰もが楽しめる場所にしたい」と須永さんは力を込める。

 現在は外構整備のためのクラウドファンディングを実施中。北口の新スポットに注目してみよう。

内装にはグラフィティアートが描かれた

データ
太田駅北口 ワープビル

太田市東本町23-11


株式会社FAN(須永代表) 090-4833-9990


【クラウドファンディングサイト(campfire内)】
https://camp-fire.jp/projects/485640/

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