上越新幹線の上毛高原駅の構内に、周辺地域の観光情報を発信する「みなかみツェルト」が、11月22日にオープン。群馬県が推進する“観光立県”の新たな取り組みとして、注目を集めている。

　県北部に位置する上毛高原駅は、みなかみ町や利根沼田エリアの玄関口。夏はアウトドアアクティビティー、冬はスキーやスノーボードなどが盛んで、1年を通して多くの人々が訪れる。

　今回の店舗は、そうした観光客に対する情報発信が目的。みなかみ町観光協会、上越クリスタル硝子㈱、ＪＲ東日本高崎支社の3社の連携により実現した。

　なおツェルトとは、ドイツ語で登山用の小型テントのこと。みなかみのシンボルであり、登山のメッカである谷川岳を訪れる人にとって、頼れる場所でありたいという願いが込められている。

　同店のテーマは、「観光」「食」「特産品」の3つ。約100㎡の店内は、物販スペースと飲食スペースに分かれていて、最新の観光情報を得たり、お土産品を買ったり、食事やお酒を楽しんだりと、待ち時間を有意義に過ごせる。

　物販スペースでは、上越クリスタル硝子が運営する地ビールレストランのクラフトビールを始め、地元の名店の肉製品や、フルーツ園の果物を用いたスイーツなど、みなかみの自然や気候風土が育んだ商品を販売。また18のテーブル席と立ち飲みカウンターを備えた飲食スペースでは、上記のクラフトビールや肉製品、スイーツに加えて、エリンギを品種改良した「谷川茸」の包み焼きなど、地元ならではのメニューを提供する。

住所

みなかみ町月夜野1756

営業時間

10：00〜18：00

休み

なし

問い合わせ

一般社団法人みなかみ町観光協会 観光戦略課
0278-62-0401（平日8：30～17：30）