8月2日、スバル大泉工場のほど近くに、40レーンを擁する県内最大級のボウリング場がグランドオープン。ボウリング愛好者から熱い視線を浴びている。

　1960年代後半～70年代前半にかけて、日本全国で空前のブームを呼んだボウリングだが、80年代以降はほかのレジャーに人気を奪われるかたちで徐々に衰退。県内でも、ここ数年ボウリング場の閉鎖が相次いでおり、愛好者にとって場所不足が深刻な問題となっていた。

　同ボウリング場では、こうした状況を逆にビジネスチャンスと判断。現在、群馬と栃木にまたがる両毛エリアにはボウリング場がわずか3か所しかなく、十分に集客は見込めると出店を決めた。

　また、あえて下火になっているからこそ、もっと多くの人にボウリングを楽しんでもらいたい、業界を元気にしたいという気持ちもあったという。

　同ボウリング場の特徴は、既存の施設とは一線を画す競技志向の造り。レジャー施設ではないため、ゲーム機などは1台も設置されていない。また、プレイヤーが腰をかけるボウラーズベンチは、プレーに集中できるよう通常よりも広々と設計。ボールが戻ってくる「ボールリターン」の位置も、インサイドに投げるときに邪魔にならないよう後方へ下げている。さらには、大会に対応するため収納可能な観客席を100席用意。ミーティングルームや多目的室も完備されている。

　もちろん、レジャーとしてのボウリングの利用もOK。できる限りバリアフリーにするなど、子供や高齢者でも安心して利用できる環境となっている。

営業時間

9：00～23：00（金・土曜は24：00まで）

住所

太田市東別所町47

料金

1ゲーム 一般550円、高校・大学生450円、小中学生400円
※レンタルシューズ300円。

問い合わせ

ドリームスタジアム太田 0276-55-1411