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一流ホテルも認めた味
桐生発の冷凍パン人気
2016.12.09
WEEKLY TOPIC  東毛  桐生市

9月から販売を始めた、新商品の「はちみつ豆乳パン」(2個194円)。

 

プティパンを始め、バケット、ベーグルなど種類も豊富だ。

 

 家庭で手軽に、いつでもおいしいパンが食べられる――。そんな夢のような商品が、全国で話題を呼んでいる。桐生市の「株式会社スタイルブレッド」が販売している冷凍パンだ。元々は高級ホテル、レストランなどに卸していたが「冷凍とは思えないほどおいしい」と評判を呼び、2年前から一般販売を開始。今秋、テレビ番組「日経スペシャル ガイアの夜明け」で紹介されたことも手伝って、今、注文が殺到しているという。

 
 冷凍パンのラインアップは、約60種類。小ぶりなプティパンを中心に、バゲットやベーグルなど、さまざまなパンを販売している。中でも、ほのかな甘みとモッチリした食感が特徴の「はちみつ豆乳パン」(2個194円)や、水を使わずにミルクと上質なバターで練り上げた「パン・オ・レ」(20個1,447円)、小麦全粒粉の豊かな香りを楽しめる「グラハムファイン」(2個194円)などが人気を集めている。いずれも「外はパリパリ、中はフワフワ」の食感で、まるでベーカリーに並ぶ焼きたてのパンのよう。しかも、冷凍しておけば製造日から120日も保存が利くというから驚きだ。

シンプルな素材だけで練り上げているパン。1つひとつを丁寧に手作りしている。

 

 使用しているのは、風味のよさと発酵力に長けた同社自慢の「桐生酵母」。県産の小麦粉と桐生市の水を使って育んだ天然酵母で、パンの表面生地が薄く、中はしっとりと焼き上がるという特性を持っている。小麦粉は、県産とフランス産を、天然酵母に合わせてブレンドしたものを使用。この小麦の甘さと酵母の風味を生かすため、フランス産の天然塩を使うことにもこだわっている。保存料を使っていないため、主婦層からの支持も厚い。

 食べ方は至って簡単で、常温で自然解凍させた後、3分ほど焼くだけ。スチーム機能や霧吹きで表面に水分を与え、温めておいた200~220度のオーブンで焼くのがおすすめ。しかしトースターでサッと焼いても、解凍しただけでも十分おいしくいただける。その秘密は、冷凍法。一般的な冷凍パンは生地のまま冷凍させるが、同社では生地を9割ほど焼いてから、特殊な冷凍庫で急速冷凍させる。鮮度や水分が保たれるので、自宅で軽く焼き直すだけでおいしいパンを食べられるというわけだ。

直営店舗の「スタイルベーカリー」(桐生市浜松町1-2-16)。

 

 スタイルブレッドは、1930年に「桐生製パン所」として創業。“町のパン屋さん”として地域の住民に親しまれてきた。そして2006年に「いつでも焼きたてのおいしいパンを提供したい」という思いから冷凍パンの販売を始めた。同社の担当者は「共働きのお母さんや年配の方からも好評をいただいていて、県内外問わずリピーターも多い。シンプルなパンなので、どんな料理とも合うと思う。ぜひ一度試してもらいたい」と話す。

 
 冷凍パンの手軽さとおいしさがもたらしてくれるのは、心のゆとり。「パンを食べて過ごす、ちょっとした幸せの時を演出したい」という、スタイルブレッドの願いが込められている。

データ
株式会社スタイルブレッド

公式HPと電話で注文を受け付けているほか、桐生市の「スタイルベーカリー」で焼きたてのパンを販売している。

桐生市広沢町1-2525-2


0120-940-335(9:00〜18:00)


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