群馬よみうり
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WEEKLY
TOPIC
〈New Open〉喫茶きのえね&宵酒とらや
2025.11.28
WEEKLY TOPIC  西毛  高崎市

「モーニングセット」。

高崎の老舗そば店がリニューアル
100年を機に喫茶&バーとして再出発

左から岡田恵子さん、島方弘恵さん。

高崎市で100年にわたり営業し、6月に惜しまれつつ閉店した旭町の老舗そば店「きのえね」が9月27日、「喫茶きのえね 宵酒(よいざけ)とらや」としてリニューアルオープンした。

地域の人たちに憩いの場を

そば店時代から掲げる看板が趣深い。

きのえねは、1924年(大正13年)に島方丑松さんが高崎市連雀町で創業。
高崎を代表するそば店として人気を集め、4代にわたって地元の人に愛されてきた。
このほど店をリニューアルしたのは、4代目の岡田恵子さんと妹の島方弘恵さん。
経営する2人の体力面による理由と、「近年少なくなっている、地域の人の憩いの場としての喫茶店を作りたい」との思いから、100年の節目を機に再出発を決めた。

店内には、創業の地である連雀町の戦時中の写真が飾られている。

朝と昼は、恵子さんが店主を務める「喫茶きのえね」として営業。
トーストにハムエッグなどが付いた「モーニングセット」(8時30分~10時30分、850円)や、県産豚肉を使用した人気の「豚生姜(しょうが)焼きライス」(950円)、市内の牧場のアイスクリームを使用した「クリームあんみつ」(850円)などを提供している。
夜は、弘恵さんが市内で34年間営んでいたバー「寅や」を移転した「宵酒とらや」へと変わり、手作りのつまみとともにお酒が楽しめる。
寅や時代から締めに提供している「とらや〆のカレー&トースト」(900円)は、喫茶きのえねでも味わえる人気の一品だ。

そば店の和の雰囲気を残した、居心地の良い店内。

常連客はもちろん、週末には若い世代も訪れる同店。
来店客と自然な会話を楽しむ姉妹の温かい雰囲気や人柄もまた、愛される理由の1つなのかもしれない。

「プリン」(550円)と「クリームあんみつ」。

データ
喫茶きのえね 宵酒とらや

高崎市旭町37


喫茶きのえね/8:30~15:00
宵酒とらや/18:00~22:00


喫茶きのえね/水・木曜
宵酒とらや/水・木・日曜


1台


027-322-5806


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