群馬よみうり
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桐生に手作り作家が集うフェス
有鄰館蔵群との相乗効果で人気に
2025.06.06
WEEKLY TOPIC  東毛  桐生市

5月17日、18日は有鄰館の味噌・醤油蔵で開催された。

桐生市有鄰館をメイン会場に、月に数回開かれている「蔵KURAデザインフェス」。
毎回、オリジナル作品を販売する作家のブースが20~30ほど並ぶ。
有鄰館の蔵の雰囲気と相まって人気を集め、最近では県外の出展者や来場者も増加している。

フェス+まち歩きを楽しむスタイルも

群馬の絹糸で作られたアクセサリー(5月17日出展)。

広い蔵の中に、ゆったりとブースを構え、作品を展示する出展者たち。
ひと工夫あるアクセサリーや雑貨、布小物、手作り食品などが並び、蔵の前にはキッチンカーも。

不用になった部品で作られた「デニムロボット」(5月17日出展)。

同フェスは絹糸のアクセサリーを販売する「MiKMoK(ミックモック)」の増田久香さんが主催している。
2019年、桐生市内で「古民家マルシェ」を始めたばかりだった増田さんは、翌年からのコロナ禍でマルシェの再検討を余儀なくされた。
1年かけて開催方法を研究し、準備を進めて2022年2月に同フェスをスタートさせた。

浜辺に流れ着いた「シー陶器」で作った髪飾り(5月17日出展)。

当初は他市でも開催していたが、ものづくりの文化が根付く桐生市での開催に来場者の期待が高く、有鄰館をメイン会場にしたという。
敷地内にはイベントスペースとして開放されている市指定重要文化財のさまざまな蔵があり、周辺地域は「桐生新町重要伝統的建造物群保存地区」で、まち歩きを併せた観光としてフェスに来場する人もいる。

会話も楽しみの1つ。

口コミで評判が広がり、今は県外の出展希望者が半数を占める。
「毎回出展者が入れ替わるので、来るたびに新しい出会いがあります」と増田さん。
情緒ある蔵で、作家や作品との出会いを楽しんで。

メイン会場となっている有鄰館。

データ
蔵KURAデザインフェス

7日(土曜)、8日(日曜)10:00~15:30、
28日(土曜)10:30~15:30、
29日(日曜)10:00~15:30


この度、印刷版「タウンぐんま」に掲載の開催日に誤りがございました。
読者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

正しい開催日は上記の通りとなりますので、ご確認いただけますようお願い申し上げます。

桐生市有鄰館 煉瓦蔵


桐生市本町2-6-32


入場無料


MiKMoKの増田さん 090-1559-9872


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