タウンぐんまが“日帰り旅行”を提案するコーナー。
今回は伊勢崎市のショートトリップを紹介する。1200年以上の歴史があると言われる織物が根付いた地域で、歴史や織物にちなんだ場所をピックアップした。滞在時間も併記したので、旅の参考にどうぞ。
【取材協力】伊勢崎市 文化観光課

伊勢崎市中心街の本町通り
北西に前橋市、東に太田市、利根川を挟んだ南側に埼玉県本庄市が接する、平野部の伊勢崎市。周辺の再開発が進む伊勢崎駅と新伊勢崎駅の間が、中心街として栄えた。
早咲きの河津桜で知られる伊勢崎市みらい公園(市民のもり公園)や、ソメイヨシノの名所・華蔵寺公園なども擁している。
「ぶらぶらメイセン」に出かけてみよう

まちなかを彩るファブリックパネルの例(画像は銀座での展示会の様子)。
3月1日~16日に伊勢崎駅や本町通り周辺で、伊勢崎銘仙にちなんだイベント「ぶらぶらメイセン」が行われる。
織物を絡め多彩なイベントを実施
伊勢崎市で昭和中期まで盛んに織られていた伊勢崎銘仙(伊勢崎絣(かすり))は、先染めの絹糸を経緯(たてよこ)に合わせて柄を織り上げる技術と、時に大胆、時に繊細な図案で人気を博した。
同市観光物産協会は3月第1土曜を「いせさき銘仙の日」とし、同日に絡め昨年から「ぶらぶらメイセン」と題した多彩な催しを展開している。

鮮やかな色使いから伝統的なものまで多彩な織物が並ぶアンティーク銘仙市も行われる。
今年初の取り組みとして、本町通りに、銘仙復活プロジェクトで作成された「21世紀銘仙」の3柄がフラッグとして掲げられる。
さらに商店約30店にファブリックパネルを掲示する「まちなか銘仙ギャラリー」を実施。
柄の人気投票も行う。お気に入りを探しながら、商店ものぞいてみて。

昨年行われた展示風景。
1日に赤石楽舎で行われる「私と銘仙」は、参加型のトークセッションで、銘仙に携わる関係者と来場者が織物の魅力を語り合い交流するイベント(14時~15時30分)。
いせさき明治館の企画展「至宝の銘仙展」は、伊勢崎銘仙を中心に貴重な銘仙の数々を展示する。

昨年行われた銘仙トークセッション。
16日には伊勢崎神社で、奉納上毛かるた大会や紙芝居、ベーゴマ遊びが楽しめる「早春! 伊勢崎神社えんにち」、OCHAVA茂木園本店駐車場で「OCHAVAマルシェ」(10時〜15時)を開催。
伊勢崎市内を“ぶらぶら”歩いてみて。

かるた大会は真剣勝負!

伊勢崎神社の縁日は子供も楽しめる出し物も。
◆まちなか銘仙ギャラリー
3月1日(土曜)~16日(日曜)、本町通りほか
※ファブリックパネル掲示時間は店舗により異なる。
◆企画展示「至宝の銘仙展」
3月1日(土曜)~4月13日(日曜)10時~17時、いせさき明治館
◆早春! 伊勢崎神社えんにち
3月16日(日曜)13時~19時、伊勢崎神社
会期
3月1日(土曜)~16日(日曜)
問い合わせ
伊勢崎市観光物産協会 0270-27-2759
【公式サイト】https://isesaki-kankou.com/info/buraburameisen/
※各会場はページ下部の地図参照。
伊勢崎駅南口駅前広場

JR両毛線・東武伊勢崎線がつながる伊勢崎駅の南口にある広場では、さまざまなイベントを実施。
「ぶらぶらメイセン」期間中は、定例のマーケットイベント「いせさき楽市」や、県内外で活動する約15組が出演する音楽イベント「DEAU EKI ISESAKI」が行われる。
いずれもキッチンカーの出店あり。
◆いせさき楽市
【日時】3月15日(土曜)9:00~13:00
【料金】入場無料
【問い合わせ】伊勢崎市 商工労働課 0270-27-2754
◆DEAU EKI ISESAKI
【日時】3月16日(日曜)11:00~16:00
【料金】入場無料
【問い合わせ】音楽酒場オトノマ 0270-50-0749
住所
伊勢崎市曲輪町
相川考古館
〈滞在時間〉1時間~2時間

茶室「觴華庵」は江戸時代末期の1861年(文久元年)造。江戸中期に栄えた武家茶道「石州流」の作法だ。
江戸時代の町役人の建物を使った歴史博物館。昨年、東京国立博物館で開催された特別展「はにわ」でも展示された、「挂甲(けいこう)の武人」こと国指定重要文化財「武装男子立像」(現在は同展九州展に出展中)ほか3点の国重文埴輪(はにわ)を始めとする考古資料を展示している。
来館者は県重文の茶室「觴華庵(しょうかあん)」でお茶をいただくこともできる(抹茶料500円)。 投扇興や貝合わせといった昔の遊び体験や、企画展も開催。
現在は「雛(ひな)人形展」(3月16日まで)で、相川家に伝わるものや寄贈された11組の御殿飾り、脇飾りなど約50点が並ぶ。


開催中の「雛人形展」では1945年(大正14年)の雛飾りも。
住所
伊勢崎市三光町6-10
営業時間
9:30~16:30
料金
入館料/一般500円、小中学生200円
休み
月曜(祝日の場合は開館)、年末年始
問い合わせ
0270-25-0082
うどん処 ふくだ

冬期限定(4月頃まで)の「ピリ辛うどん」(970円)。
伊勢崎神社の北に面する路地にある、小さな手作りうどん店。
つるつるっと食べられるうどんや、季節の地元野菜を取り入れた天ぷらは、注文してから調理。
かつお節などからとる白だしベースのめんつゆは繊細な味わいだ。元文具店の倉庫を改装して2017年にオープン。家庭的な雰囲気の中で、おいしいうどんをゆっくり味わえる。

住所
伊勢崎市本町19-4
営業時間
昼/11:30~14:30、夜/17:30~21:00
休み
月曜夜、火・水曜
問い合わせ
0270-25-6571
【公式サイト】http://www.fukuda-ya.com/
いせさき明治館
〈滞在時間〉30分~1時間

和洋折衷の外観。外から見たときに内装が洋風に見える工夫もある。
本町通りにあった旧黒羽根内科医院の建物を引き家移転し、銘仙の展示や観光案内所として活用している。
現存する県内最古の木造洋風医院建築で、1912年(明治45年)の建築。
トイレの換気や処置室を広く使う設計など、館内の随所に医院としての工夫があり、そうした「用の美」に加え、細工や素材・加工などに気品が感じられる。
館内では伊勢崎銘仙の布地を使った小物やバッグなどのオリジナル商品の販売も。

館内には伊勢崎絣を織った高機(たかばた)も展示。

3月1日~4月13日は企画展示「至宝の銘仙展」を実施する(画像は2月24日までの「新春の華やぎ」展の様子)。
住所
伊勢崎市曲輪町31-4
問い合わせ
0270-40-6885
営業時間
10:00~17:00
料金
入館料/無料
休み
月・火曜(祝日の場合は開館し、翌水曜休館)、年末年始
いせさき銘仙の店 華々(はなばな)

看板娘のコハルさん
本町通り沿いに昨年3月にオープンした、伊勢崎銘仙を中心にした普段使いできる和装と小物、銘仙アクセサリーなどを販売する店。
店主の高山華代さんは「伊勢崎銘仙が作られてきた歴史や記憶をつないでいけたら」と話す。
約300着の銘仙着物や帯、端切れなどが並び、中には現在活動する作家による帯や小物も。
3月1日、2日は「いせさきアンティーク銘仙市」、15日、16日は「ガレージ蚤(のみ)の市」を店頭で開催。県内外の着物店4店舗が出店し、さまざまな品物を販売する。詳しくはInstagram参照。

素敵な柄の銘仙がずらりと並び、選ぶ楽しさもたくさん。

外からも見られる大きなウインドウが目印だ。

以前行われたワークショップの様子。
住所
伊勢崎市本町23-11
営業時間
10:00~17:00
休み
月・火曜 ※買い付けやイベント出店の際は休み。
問い合わせ
0270-71-8712
【Instagram】https://www.instagram.com/hanabanaisesaki/

1885年(明治18年)創業の日本茶専門店。
銘仙柄をパッケージに使った5種類の「銘仙茶」(1袋216円)がある。
銘仙生地のポーチに収めたセット(2,160円)は土産品にもおすすめ。
住所
伊勢崎市本町20-1 SOAビル1階
営業時間
10:00~18:30
休み
月曜
問い合わせ
0270-25-0174

鎌倉時代の1213年創建と伝わる神社で、現在の社殿は1848年の建築。
伊勢崎銘仙を使ったお守り袋(初穂料500円+御内符300円)や御朱印帳(初穂料3,000円)などを置く。
境内は工事中だが、南側から入れる。
住所
伊勢崎市本町21-1
営業時間
社務所/9:00~16:30(4月~9月は17:00まで)
休み
社務所/仏滅日(参拝は自由)
問い合わせ
0270-25-0542

LINEを使った謎解きイベントで、伊勢崎駅前インフォメーションセンターからスタートし、示されたヒントを基に伊勢崎のまちなかを歩く。
クリアすると最終地点で記念品を手に入れられる。
3月29日まで。
住所
伊勢崎駅前インフォメーションセンター/伊勢崎市曲輪町8-1
営業時間
9:00~16:00
料金
参加費/100円、LINEアプリが必要
休み
月曜(同センター休み)、仏滅日
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