巨大なIKEA前橋の店舗外観

　パワーモール前橋みなみに1月18日、「IKEA前橋」がオープンする。2024年最初のタウンぐんまは、2012年の出店の発表から約12年、長く待った分、期待も大きく膨らんだIKEA前橋を紹介する。

　北欧スウェーデン発祥でホームファニッシング製品やスウェーデンフードを扱うイケアが、パワーモール前橋みなみの北西の一角、約58,000㎡の敷地にオープンする。国内の大型店では10店舗目で、北関東初出店だ。北関東自動車道・前橋南ICに隣接し、北関東3県はもちろん、長野県や新潟県からも集客を見込む。

　昨年、スウェーデンでの創業から80周年を迎えたイケア。その商品は自社開発で、デザインや機能性、品質はもちろん、サステナビリティー（持続可能性）やお手頃な価格も考慮して開発している。店舗では、約9,500点というアイテムを実際に手に取り目にすることで、新しい自分の“暮らしのイメージ”を広げられるのが魅力だ。さらに、「おなかが空いたら楽しい買い物はできない」という創業者の意志の下、レストランも併設しスウェーデンの食文化を発信する。

　出店を記念し、群馬県出身の漫画家・イラストレーター、あらゐけいいちがイケア商品と群馬県に関連したグッズがある暮らしを描いたイラストも店頭やサイトなどに掲示し、地域文化との積極的な関わりもポップに表現する。IKEA前橋の野山和美マーケットマネジャー（店長）は、「スウェーデンの暮らしから生まれた家具や文化を通じ、より快適な毎日を過ごすアイデアを探しに出かけてみてください」と話す。

あらゐけいいちがイケアのある暮らしを描いたイラストは5点が作成され、店頭のほかSNSなどにも展開

　出店に際し、野山店長らは地元の人を訪ね、生活スタイルなどを聞いてきた。店舗の品ぞろえはもちろん、地域の課題解決に向けた活動も積極的に行うためだ。野山店長は「イケアにできることはもちろん、私たちだけではできないことを他店や地元の皆さん、自治体と協働し、より良い地域にしていきたい」と意欲的。そして「お待たせした分、長く愛され続ける前橋店になるよう、準備を整えていますので、ぜひご来店ください」と呼び掛ける。待ちに待ったIKEA前橋に足を運んでみて。

野山和美店長

開業日

1月18日（木曜）

住所

前橋市亀里町2008

営業時間

10：00～20：00

休み

1月1日

駐車場

約900台（一部共用）

【HP（日本向け）】https://www.ikea.com/jp/ja/