プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」に所属する群馬ダイヤモンドペガサスは、5月26日～28日の3日間、BCリーグ・NPB交流戦として読売ジャイアンツ三軍との3連戦に挑む。

　群馬ダイヤモンドペガサスは高崎市を拠点とするチームで、2008年からBCリーグに加盟。2021年シーズンに3年ぶり5回目のリーグ総合優勝を達成し、リーグ最多の総合優勝回数記録を持つ強豪だ。

　2年ぶりの王座奪還を目指す今シーズンは鈴木哲監督を迎え、練習生を含め多くの新メンバーを獲得した。鈴木監督は福島県出身、1988年のソウル五輪で銀メダルを獲得した日本代表の一員。慶應大学卒業後、熊谷組で社会人野球を経験し、西武や広島で投手として活躍した。引退後は西武のスカウトや二軍ディレクターを務めてきた。

鈴木哲監督

　BCリーグは今季、8チームを北地区・南地区に分けて4月にシーズンイン。ペガサスが所属する北地区では、昨年リーグ年間優勝の信濃グランセローズ（長野県）、新潟アルビレックスBC、福島レッドホープスがしのぎを削る。ペガサスは5月15日現在17戦10勝で、2位につけている。

　鈴木監督は5月6日の新潟戦後、「今の順位は気にせず、勝負所をしっかり押さえて行きたい。とはいえ、これまでややミスが出ているので、修正しレベルアップしていかなければ」とチームの引き締めを図る。

　2021年、22年にはNPBチームに育成選手も送り出しているペガサス。鈴木監督は「交流戦はNPBを目指す選手にとっては絶好のアピールの場。選手も張り切って臨むので、能力を十二分に発揮できるはず」と展望する。

　リーグ1,000安打に近付いている桐生市出身の井野口祐介外野手らベテラン勢と、2年目の翠尾透投手、社会人野球のNTT西日本から今季入団した日下部光内野手ら注目選手がそろうペガサス。新体制のペガサスが、巨人を相手にどんな戦いを見せてくれるのか、熱戦に期待がかかる。

主砲・井野口祐介外野手

【HP】https://d-pegasus.com/

試合日程

5月26日（金曜）17：30　高崎市城南球場
5月27日（土曜）13：00　高崎市城南球場
5月28日（日曜）13：00　セブンナッツスタジアム（伊勢崎市野球場）
※試合の様子は群馬ダイヤモンドペガサスのYouTube公式チャンネルで生中継予定。

料金

一般2,000円、小中学生500円、未就学児無料
※当日に球場チケット売り場で購入。

《特別企画》

6月13日までのNPB、BCリーグ南地区交流戦ホームゲームで各試合先着100人に「ケロッグ オールブラン フルーツミックス」をプレゼント。