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邑楽町の新鮮野菜や特産品がずらり
「でんえんマルシェ」15日オープン
2022.12.09
WEEKLY TOPIC  東毛  邑楽町

 JA邑楽館林は邑楽町の国道354号沿いに12月15日、大型の農産物直売所「でんえんマルシェ」を開店する。隣接するバスターミナルと併せ、町に新たな動きを生み出す場所として注目を集めている。

県内トップクラスの規模を誇る直売所

 国道沿いに立地することから、360度どこから見てもおしゃれなデザインに仕上げたという同直売所。建物面積は約1,000㎡と大型で、明るく広々とした店内には西邑楽地区を中心とした同JA管内の野菜が並ぶほか、店舗前のスペースを生かして週末はキッチンカーが出店する。

 同直売所が立地するのは、邑楽町が整備し、10月から供用を開始したおうらバスターミナルの隣接地。バスターミナルには路線バスや高速バスの発着所が設けられ、ここを起点に公共交通機関へ乗り継ぐパーク&ライドの駐車場として機能している。同JAによれば、同所への新店舗開業は、地元農家の生産振興や利用客の利便性向上などが目的。町には現在、至近距離に同JAが運営する直売所「ふれあい食彩館」があるが、11日(昼12時まで)で営業を終了し、新店舗に統合するという。同JAの長島一記さんは「ふれあい食彩館に比べると、売り場面積も商品数も倍以上になる。隣には中学校もあるので食育にも力を入れ、若者が農業に興味を持つきっかけになれば」と話す。

オープンを盛り上げるイベントも

 露地栽培が盛んな同町では、肉厚でたっぷりの甘みが自慢の白菜や糖度の高いチヂミホウレンソウを始め、年間を通してさまざまな野菜を生産する。直売所ではこうした朝採れ野菜のほか、手作りの漬け物や総菜、精肉、焼きたてパンといった商品を多彩にそろえる。また、15日、16日は1,000円以上の購入でトートバッグをプレゼント(なくなり次第終了)、17日、18日には地元アイドルらによるイベントも開催する。同直売所の杉山優子店長は「生産者への感謝を忘れずに、より多くの人に愛される店づくりを目指したい」と意気込む。邑楽町のおいしいものを探しに、ぜひ足を運んでみて。

データ
農産物直売所「でんえんマルシェ」

12月15日(木曜)


邑楽町狸塚1299-7


9:30~18:00(11月~3月)、9:30~18:30(4月~10月)


水曜(祝日の場合は営業)


0276-70-2000


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