伊勢崎駅南口駅前広場やその周辺エリアを会場に昨年秋から始まった「いせさき楽市」。3回目となる3月19日は“春の祭典”として規模を拡大し、6つのイベントを同日開催する。

　新型コロナウイルスに影響を受ける事業者の支援と、駅前の交流人口増加を目的にスタートした同イベント。これまでの過去2回は、市内外から出店した手作り作家や飲食店らによるブースやキッチンカーが多彩に立ち並ぶ「楽市」と、荷台に積まれた地場産の朝採れ野菜や加工品を販売する「軽トラ朝市」を同時開催し、家族連れを中心に多くの人でにぎわった。2回の開催を通じて、一緒に駅前を盛り上げたいという団体が複数集まったことから、3月は“春の祭典”と銘打って、出店数やエリアを拡大して開催する。

　イベントを主催するのは、伊勢崎市と市内の3つの民間団体、「伊勢崎商工会議所」「群馬伊勢崎商工会」「まきばプロジェクト」だ。4者は官民で連携し、公共空間の積極活用を進めている。同イベントはその一環で、今後も毎月第3土曜に定期開催し、地域の活性化につなげていくという。

　当日は楽市と軽トラ朝市に加えて、アンティーク雑貨や着物が並ぶ「伊勢崎骨董（こっとう）市銘仙市」、県内の人気ベーカリーが集結する「パンまつり」が開催され、感染リスクの少ない屋外でさまざまな買い物が満喫できる。そのほか、伊勢崎銘仙の展示などを行う「はいからさんの銘仙遊び」や市内で活動するアーティストが出演する「音楽の一日」も注目だ。

　まきばプロジェクトの秋山麻紀代表は「参加団体が増え、より伊勢崎らしいイベントになっている。どれも魅力的なので、各会場をくまなく巡り街の良さを再発見してもらえたら」と呼びかける。各イベントの詳細はHPやSNSで確認を。春の陽気に誘われて、3月19日は伊勢崎で街歩きを楽しもう。

まきばプロジェクト 秋山麻紀代表

日時

3月19日　屋外は荒天中止

会場

①伊勢崎駅南口駅前広場／楽市（9：00～16：00）、伊勢崎骨董市銘仙市（6：00～14：00）、音楽の一日（12：00開演）
②大手町パティオ／パンまつり（11：00～15：00）
③赤石学舎／はいからさんの銘仙遊び（10：00〜15：00）
④いせさき明治館前の通り／軽トラ朝市（8：30～11：30）
※会場周辺に臨時駐車場あり。台数に限りがあるため、来場は公共交通機関の利用を。

問い合わせ

伊勢崎市商工労働課 0270-27-2754

【まきばHP】https://makiba.life