※「社会経済活動再開に向けたガイドライン（改訂版）」に基づく警戒度「3」から「4」へ引き上げに伴い、当面の間休止。

　みどり市は、コロナ禍で冷え込んだ観光業の回復を目的に、市内の宿泊施設と連携した旅行支援事業「チカバケーション in みどり」を9月11日から実施している。

　同事業は、みどり市内の宿泊施設を利用した県民を対象に、料金を1人1泊2,000円割り引きし、わたらせ渓谷鐵道または上毛電気鉄道の1日フリー切符の引換券をプレゼントする取り組み。コロナ禍で遠方への旅行や団体旅行が難しい状況から、県内の個人旅行客に近場の旅を楽しんでもらおうとみどり市が企画した。対象施設は「国民宿舎サンレイク草木」「小平の里」「浅原体験村」「松屋旅館」「神梅（かんばい）館」「東陽館」の6件（10月5日現在）で、いずれも部屋の間引きや宿泊者数の制限などコロナ対策を講じている。宿泊料が1人1泊3,000円以上の場合に対象となり、先着1,500泊分限定で来年2月28日まで実施する。国内旅行代金の一部を国が支援する「GoToトラベルキャンペーン」との併用も可能だ。

　さらに対象施設では、近場でも特別感のある体験をしてもらおうと12の宿泊プランを新設。渡良瀬川上流の巨岩「坂東太郎岩」の見学や、滝を見ながら行う「滝ヨガ」、着物を着てまちなか散策、樹齢500年の巨木の見学などが楽しめる。市は今後も対象施設やプランを追加していき、冬にはわたらせ渓谷鐵道イルミネーションとの連携も計画しているという。各プランはリピーター獲得のため、事業終了後も継続される。

　また期間中は、スマートフォンから参加できるフォトコンテストやスタンプラリーなど、宿泊者以外も楽しめるイベントを実施。そのほか、市内周遊のサイクリングコースも提案し、10月下旬にはレンタル可能な電動自転車を導入予定だ。

　みどり市産業観光部観光課長の土谷真也さんは「新設した宿泊プランは、市民でも知らないような秘境を巡ることができます。特別な思い出を作っていただき、地元の良さを知るきっかけにしてほしい」と話す。地元の魅力を再発見できる“チカバケーション”をこの機会に堪能してみて。

① 対象施設をHPで確認。
② 予約時にチカバケーション利用の旨を伝える。
③ チェックイン時に身分証明書を提示。
④ 専用の申込書に記入。
⑤ 精算時に割り引き。

※詳細はみどり市公式サイトでご確認ください。

期間

2021年2月28日（日曜）まで
※1,500泊に達し次第終了。

問い合わせ

みどり市産業観光部観光課 0277-76-1270

《みどり市公式サイト》【スマートフォン】【PCサイト】