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TOPIC
災害時に誰もが安心して飲める
栄養満点の「ライフスープ」誕生
2020.08.21
WEEKLY TOPIC  中毛  前橋市

 前橋市の株式会社ベジタルアドバンス(田口勇夫代表)は、5年間保存できる「備蓄用栄養補給スープ ライフスープ」を考案し7月6日から販売を開始した。お湯で溶くだけで年齢やアレルギーの有無を問わず飲むことができ、災害時の健康維持に役立つという。

前橋工科大学と共同開発
避難時にあらゆる人を温めるスープ

 黄色のライオンがスープカップを持つ、暖かなオレンジ色のパッケージが目を引く。中には野菜をベースにした粉末スープ7食分が個包装で収まる。健康維持に不可欠なビタミン・ミネラル類を配合した栄養機能食品で、食物アレルギー特定原材料など28品目や人工保存料・化学調味料などは使用しない。被災者には疾病者や高齢者、障害者、乳幼児といった「要配慮者」が必ずいて、そうした人も安心して飲めるスープに仕上げた。

 ライフスープを販売する田口勇夫代表は災害備蓄管理士で、高崎市の福祉作業所に勤務しながら災害派遣福祉チームに登録、障害者支援に取り組んできた。その中で「避難生活が長引くほど栄養素が偏り、要配慮者では体調不良が顕著になる。備蓄可能なスープで対策ができないか」と考えた。

 そこで、以前からの友人で、株式会社ベジタル(前橋市)の宮川修一代表に開発を依頼。宮川代表は、出産を控えた妻が貧血に苦しんだ経験から、2015年にベジタルを起業し、調理が簡単な妊産婦向け栄養補給スープ「マタニティスープ」を開発していた。

田口勇夫代表(左)と宮川修一代表

 宮川代表は昨年3月に前橋市の支援を受け、ライフスープ開発に着手。前橋工科大学の食品機能開発工学研究室などと、保存性や成分分析などに関する試験を行い、商品化が実現した。

 2人は発売と同時期に発生した7月豪雨の被災地、熊本県などへ支援物資としてライフスープを提供し、避難所の人々に喜ばれたという。一般向けにも販売しており、インターネットで注文を受け付けている。8月30日からの防災週間を前に備蓄品を点検し、ライフスープもラインアップに加えてみてはいかがだろう。

データ
備蓄用栄養補給スープ「ライフスープ」

1パック(7食分)1,330円(税別)


株式会社ベジタル 0120-106-005


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