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TOPIC
八ッ場ダム周辺の観光にぎやか
今夏 キャンプ場や水陸両用バス始動
2020.07.03
WEEKLY TOPIC  北毛  長野原町

 今年4月に運用が始まった八ッ場ダムの所在地となる長野原町に、ダム湖「八ッ場あがつま湖」を活用する観光施設「川原湯温泉あそびの基地NOA」がこの夏オープンする。ダム湖を回遊する水陸両用バス「八ッ場にゃがてん号」も登場し、観光の目玉となりそうだ。

手ぶらでキャンプを楽しめる
「川原湯温泉あそびの基地NOA」

 JR吾妻線の川原湯温泉駅に隣接し、八ッ場あがつま湖畔に造られた「川原湯温泉あそびの基地NOA」は、観光案内の窓口も兼ねた複合施設。建物内部にはダム湖に面した無料休憩所や温泉「笹湯」、カフェ、多目的スペースなどが並ぶ。

 屋外には「川原湯温泉駅キャンプ場」を併設し、キャンプサイトや屋根付きバーベキュー場を設け、ダム湖へ漕ぎ出すカヤックやカナディアンカヌー、スタンドアップパドルボードを体験できる。

 NOAは地域住民が中心になって結成した「株式会社NOA」(樋田省三代表)がアウトドア会社と組んで展開。樋田代表は「手ぶらで来てもOK、キャンプ初心者にこそ楽しんでもらえる施設です」と話す。オープンは7月下旬予定、予約方法などは公式ホームページで案内する。

ダム湖を周回する水陸両用バス
「八ッ場にゃがてん号」運行

 NOAと並び八ッ場あがつま湖観光の柱となる県内初の水陸両用バス「八ッ場にゃがてん号」は、道路では通常のバス同様に走行し、水上ではスクリューで船のように進む。ダム湖へはスロープから水しぶきを上げて湖面に入り、ダム堤体に近い八ッ場大橋付近までを巡る。湖面から夏は深緑、秋は紅葉に彩られた橋やダムを楽しめそうだ。7月下旬に運行を開始し、秋までを予定している。

 このほか、ダム湖を間近に見られる公園や、浅間山の天明の大噴火による吾妻川の被害を伝える「やんば天明泥流ミュージアム」が今年度中に整備される。6月には上信自動車道一部開通で渋川市からのアクセスも良くなった。この夏は長野原町にぜひ出かけてみて。

データ
八ッ場あがつま湖周辺で今夏始まる施設
【川原湯温泉あそびの基地NOA】

長野原町川原湯223-5


株式会社NOA info@yamba-kawarayu-noa.com


【八ッ場にゃがてん号】

1運行80分ほどで大人1人3,500円(予定)


長野原町役場ダム対策課 0279-82-3035


新型コロナウィルス感染防止のため、当面は定員減で運行。

※いずれも詳細は今後、町や施設の公式ホームページなどで公開。

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