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ミーアキャットの赤ちゃんすくすく
桐生が岡動物園で展示を開始
2019.11.08
WEEKLY TOPIC  東毛  桐生市

 「桐生が岡動物園」は10月2日、獣舎改修のため中断していたミーアキャットの展示を再開。合わせて今年8月に誕生した赤ちゃんもお披露目され、その愛くるしい姿が話題を呼んでいる。

同園初のミーアキャット
新しい住まいで子育てに奮闘

 リニューアルした獣舎で元気に動き回るのは、5歳の雄「でこぽん」と雌の「いよかん」、そして8月23日に2匹の間に誕生した赤ちゃん(体長約10㎝、性別不詳)の3匹。ミーアキャットはアフリカ南部に生息するマングース科の小動物で、これまで同園にはいなかったが、今年2月に東京都の「羽村市動物公園」から、でこぽんといよかんが入園した。当初はイノシシが展示されていた獣舎を流用していたが、ミーアキャットに適した獣舎にするため、5月下旬から改修を開始。約4か月の展示中止期間を経て新獣舎を完成させると、赤ちゃんのお披露目と合わせて展示を再開した。改修には「ふるさと桐生応援寄付金」を活用し、獣舎の前面部を網からアクリル板に変更して観察しやすくしたほか、寒さに弱いミーアキャットが冬でも過ごしやすいように防寒性も高めた。また、カラスなどの外敵の侵入防止用に天井には網を設置している。新しい獣舎内では、臆病な性格のいよかんが岩の上に立って周囲を見張る一方、好奇心旺盛なでこぽんが赤ちゃんを連れて散歩するなど“分業”で子育てする様子を観察できる。

群馬県内唯一の公立動物園

 同園は1953年に県内唯一の公立動物園として開園。入園無料で年中無休なことや「桐生が岡遊園地」と隣接していることから、多くの人が訪れる人気の施設だ。飼育点数は開園当時の33種82点から、現在は90種484点まで増加。ライオンやキリン、ワニ、ピラニアなど、多種多様な動物を見られる。また、今年3月には8年ぶりにフンボルトペンギンの赤ちゃんが2羽誕生し、続々と新たな仲間も増えている。ミーアキャットは生後約9か月で成体になるため、小さい姿を見られるのは今だけ。この機会にぜひ会いに行ってみて。

データ
桐生が岡動物園

桐生市宮本町3-8-13


9:00~16:30(水族館は16:00まで)


入園無料


なし


桐生が岡動物園 0277-22-4442


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