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TOPIC
峠の釜めしに続け!
おぎのやの新作が話題
2017.01.06
WEEKLY TOPIC  西毛  高崎市

 おぎのや、と聞けば「株式会社荻野屋」(本社・安中市)の「峠の釜めし」を思い浮かべる人が多いだろう。しかし昨年、釜めし以外の新名物が誕生。高崎駅の改札内外にある「駅弁屋上州」で、店員が驚くほどの売れ行きを見せているという。

 
 注目を集めているのは「上州牛ステーキ弁当」(1,500円)。昨年12月、JR東日本が主催する「駅弁味の陣2016」において、61種類の駅弁の中で最も味を評価された「味覚賞」を獲得した駅弁だ。もともとは荻野屋がJRから「新しい弁当を作ってほしい」と依頼を受け、昨春から駅で委託販売を開始。高崎駅では1,200円以上の弁当が売れにくい傾向にあるそうだが、この弁当は発売当初から売れ行きがよく、リピーターが後を絶たないという。

 
 人気の秘密はもちろん、そのおいしさにある。蓋を開けると、ご飯の上には上州牛のステーキがぎっしり。ほんのり赤みがさすミディアムに焼き上げてあり、その上にはドライガーリックとゴマが香るソースと、玉ネギの甘みを感じられる2種類のソースがかかっている。「冷めた肉はかたい」と思われがちだが、低温でじっくりと時間をかけて焼き上げてあるため、とろけるようにやわらかい。かむほどに肉のうまみが広がり、ソースのアクセントにもつられて一口、また一口と箸が進む。“ガッツリ系”でありながら重さを感じず、最後まで飽きずにペロリと食べられる。

 
 おぎのやは、1885年に創業した駅弁屋。看板商品の「峠の釜めし」は1958年に誕生し、今も年間約300万個を売り上げる人気商品だ。同社ではほかの弁当も製造してきたが、釜めしの影に隠れて売れにくい状況だったという。同社の担当者は「釜めし以外の弁当をどうPRしていくか模索していたので、上州牛ステーキ弁当を評価していただけたことは、大変励みになった。今後も上州牛を切り口に、群馬県の魅力をPRできるような駅弁を開発していきたいと思っている。そして国内はもちろん、海外にも駅弁のよさを広げていきたい」と展望を語る。

 
 現存する駅弁屋としては日本で最も古い歴史を持つ、おぎのや。地域の特産品を生かして発展してきた、日本ならではの食文化“駅弁”を、群馬県から世界へ発信していく。

データ
株式会社 荻野屋

「上州牛ステーキ弁当」は、高崎駅の改札内外にある「駅弁屋上州」か、東京駅構内の「駅弁屋 祭」で販売。

027-395-2311


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