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洋食の老舗「覚瑛」が前橋に移転
気軽に“昭和洋食”を味わえる食堂に
2024.10.04
WEEKLY TOPIC  中毛  前橋市

「ドイツ風ハンバーグ 湯玉子のせ デミグラスソース添え」(昼の定食1,900円ほか)

前橋市元総社町に9月6日、洋食食堂「覚瑛(かくえい)」が移転オープンした。
同店は、高崎市三ツ寺町でコース料理を中心に提供する洋食店として営業していたが、移転を機に昭和40年代の西洋料理を単品で提供する食堂として生まれ変わった。

きっかけになった1冊のノート

移転のきっかけになったノート。

移転のきっかけは1冊のノートだった。
店主の水野貞明さんは「20代の頃、修行時代に書いていたノートが50年ぶりに戻ってきたんだよ」と話す。
18歳で東京・銀座の「レストラン紅花」で働き始めたが、当時は手取り足取り教えてくれる環境ではなく、必死にノートを取ってレシピを覚えた。
その後ノートはかわいがっていた後輩に貸していたが、昨年になって後輩から送られてきた。
水野さんはそこに書かれていた当時のレシピを見て、再び挑戦したくなったという。
若かりし頃に自身が書き残したノートが、新たな決意へとつながった。

手間ひまかけた“昭和洋食”を提供

「ピッザ風 豚ロース肉のチーズ焼きバーベキューソース」(昼の定食2,000円ほか)

メニューはカレーやハンバーグを始め、グラタン、ビーフシチューといった昔ながらの洋食がそろう。
お得なランチセットも用意した。既製品は使わず全て一から手作りすることにこだわる水野さん。
「料理ってね、丁寧に手間ひまかけたものはやっぱりおいしいんだよ。そういう料理を後世に残していけたらいいね」と笑顔を見せる。

店舗は白い看板が目印。

落ち着いた雰囲気の店内でゆっくりと食事ができる。

水野さんは現在77歳。
今日も次男の泰斗さんとキッチンに立ち、来店する人を料理で笑顔にするために腕を振るう。

料理人歴58年の水野貞明さんと、息子の泰斗さん。

データ
洋食食堂 覚瑛

前橋市元総社町840-8


昼/11:30~14:00 L.O.
夜/17:30~20:00 L.O.
※店内の状況によって変更の場合あり。


水曜


8台 ※店の前ほか第2駐車場あり。


027-212-5485


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