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おでかけ
榊原康政が城主となった 北の軍事拠点
館林城跡
2023.12.01
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土橋門(復元)

 天然の要害「城沼」の周辺に建てられた城の跡。戦国時代に築かれ、16世紀に徳川家康が関東に入国した際、徳川四天王の一人に数えられる榊原康政が城主となった。江戸を守る防衛拠点として、城や城下町の整備を行い、現在の館林市街地の基礎を築いたとされる。歴代城主の中には五代将軍・徳川綱吉も。明治時代に城は焼失し、ほとんどが取り壊されたが、館林市文化会館の北に三の丸の土塁が残り、三の丸の入り口だった土橋門を復元している。ほかにも向井千秋記念子ども科学館周辺の本丸土塁跡や、応声寺の城鐘など、市内には遺構や文化財が残る。

本丸の土塁跡

つつじが岡公園内ふれあいセンターで、館林城や武将が描かれた御城印を販売中(400円~700円)。

応声寺に残る館林城の城鐘

立ち寄り場所
善導寺

 城沼北東岸にある寺院。館林城主となった榊原康政は、善導寺に来在していた高僧幡随意白道上人に帰依し、善導寺を城下町に移転して榊原家の菩提寺とした。館林駅前広場整備に伴い、1990年に現在地に移転したが、境内には群馬県指定史跡の「榊原康政の墓」を始め、墓5基などが残る。

 

【住所】館林市楠町3692
【問い合わせ】0276-72-1259
【時間】開門時間7:00~17:00

データ
館林城跡

館林市城町3-1


館林市教育委員会 文化振興課 0276-74-4111


常時開放


無料


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