群馬よみうり新聞社
群馬を楽しむ情報マガジン「タウンぐんま」


WEEKLY
TOPIC
ここは地上の天国か
藤の楽園、明日から
2017.04.14
WEEKLY TOPIC  その他  県外

あしかがフラワーパークの代名詞とも言える「大藤」。海外からも観光客が押し寄せるほど人気が高い。

 

 藤の名所「あしかがフラワーパーク」に、ベストシーズンが到来する。4色の藤が次々と開花していく期間「ふじのはな物語」(明日〜5月21日)が始まるのだ。この時期の来園者数は、1か月でなんと約60万人。多いときには、1日6万人が訪れる。2014年にアメリカのニュース専門放送局CNNが「世界の夢の旅行先10か所」に選出したため、海外からの観光客も年々増加しているという。

 昼だけでなく、夜に花見を楽しめるのも魅力の一つ。開花のピークと見られる4月22日〜5月14日には夜間のライトアップも行う。昨年から機材を一新し、より花の色が際立つよう、絶妙なライティングを追求した。昼夜の営業が好評で、終日滞在する客やリピーターも後を絶たない。

 この“物語”の第一幕を飾るのは、「うす紅藤」(4月上旬~下旬)。正面ゲートをくぐると、まばゆいほどの桜色の藤が咲き並ぶアーチがお出迎え。さらに歩みを進めると「うすべに橋」の上にも見事な藤棚が見えてくる。

 第二幕には、同園の代名詞とも言える「大藤」(4月下旬~5月上旬)が控える。2本の大きな藤の枝は合わせて1,200畳もの広さを誇り、棚から下がる花の長さは1m以上。幻想的な紫色のとばりは大迫力で、見る者の言葉を奪うほどの美しさだ。中には「まるで天国にいるかのよう」と涙した人もいたという。このほか樹齢150年の「大長藤(おおながふじ)」「八重国龍藤(やえこくりゅうふじ)」など園内の各5か所に植えられた藤も、ほぼ同時に開花する。辺りが宵闇に包まれたら「むらさき藤のスクリーン」も見て回りたいところ。ライトアップされた藤が水面(みなも)を紫色に染める光景が美しい。

北側にある、長さ80mの「白藤のトンネル」。

 

 第三幕で咲くのは「白藤」(5月上旬)。5月の澄み切った青空に映える純白のカーテンはとても爽やかで、紫色の藤とは全く異なる印象を与える。主な見どころは、「80mのトンネル」と「白藤の滝」。特に左右に25本の白藤が連なるトンネルは、ライトアップされると透明感が加わり「この世のものとは思えないほど美しい」と評判が高い。

西ゲートをくぐると見えてくる「きばな藤のトンネル」。ライトアップすると鮮やかな黄色が際立つ。

 

 第四幕では「金鎖(きんぐさり)」と呼ばれる、欧州原産の別名「きばな藤」(5月上旬~中旬)が開花。日本で育てるのは非常に難しいそうだが、同園では「きばな藤としゃくなげの森」と「きばな藤のトンネル」で見ることができる。

 この期間のために、スタッフは1年かけて地道に手入れをしているという。管理部主任の後藤大晴さんは「天候や藤の状態に左右されて苦労することは多いが、感動しているお客様の姿を見たときは『頑張ってきた甲斐があった』と実感できる。藤棚はどんどん成長しているので、数年前に来園したという人でも見応えに驚くはず。ぜひ見に来て」と熱を込める。

 裏方の支えがあってこそ、主役が映える“舞台”。あしかがフラワーパーク年に1度の藤物語は、いよいよ明日、開幕する。

 

※写真は昨年以前の様子。本文中の開花時期は天候によって変動することがあります。

 

データ
あしかがフラワーパーク

栃木県足利市迫間町607


7:00~18:00(ライトアップ期間は21:00まで)


中学生以上900円~1,700円ほか ※開花状況により変動。


無休


0284-91-4939


※「ふじのはな物語」(4月15日~5月21日)開催時。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

エリア別 WEEKLY TOPIC

西毛 中毛 東毛 北毛 その他

WEEKLY TOPIC アクセスランキング

DAILY WEEKLY TOTAL

キーワード

特集
秋を楽しみたい全ての人に
シリーズ:スポーツ[ゴルフ]

タウンぐんま公式 facebook

タウンぐんま公式facebookいいね!を押して旬で役に立つぐんまのニュースをゲットしよう!
© Gunma Yomiuri Shinbunsha All rights reserved.