群馬よみうり
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TOPIC
親子で撃ちまくれ!
華蔵寺に新遊具誕生
2017.02.17
WEEKLY TOPIC  中毛  伊勢崎市

火山ステージの様子。各ステージのボスキャラは3D映像で、臨場感を楽しめる。

 

2月19日に公開される「モンスター×ヒーローズ 3D」。

 

 2月19日、伊勢崎市華蔵寺公園遊園地で新しいアトラクションが公開される。屋内型の3Dシューティングゲーム「スーパーシューティングライド モンスター×ヒーローズ 3D」だ(対象年齢は2歳以上、未就学児は保護者同伴)。同園に新しいアトラクションが誕生するのは10年ぶり。群馬県民に親しまれてきた遊園地であるだけに、公開前から注目を浴びている。

 ゲームの舞台となるのは、自然と文明が共存する惑星。あるとき、壮絶な戦いの末に封印された魔族が復活してしまう。すると妖精・ビーマーが目を覚まし、世界を守るために勇者を魔族討伐へ導く、という物語だ。利用者は勇者となり、特殊な眼鏡をかけた状態で「ライド」に乗って、レーザー銃で魔物を倒していく。難易度に応じたポイントが加算される仕組みで、森、海、火山の3ステージには3D映像のボスキャラもいる。ゲーム中は、4人乗りのライドが自動で前後に旋回。手を伸ばせば触れられそうなほどリアルな火の粉、水の泡が舞い、手に汗握る冒険を楽しめる。

海ステージでは、海の生き物に似た魔族が勇者を待ち構える。

 

 実はこのアトラクション、昨年営業終了した同園の「魔界伝説」をベースにしている。魔界伝説といえば、かつては年間10万人が利用していたシューティングアトラクション。大人の利用客も多く、平均3万点のスコアで9万点を叩き出すほどやり込む人もいたのだそう。今回も大人の利用を見込み、子供受けに走りすぎないよう配慮されている。

 

 企画したのは遊具メーカー、遊園地と伊勢崎市文化観光課。当初はゾンビや恐竜が登場するものも候補に挙がったが「より子供にもわかりやすいものを」と「魔物退治」に照準を定めた。市の担当者は「追求したのは『子供が求めるワクワク感』と『大人が求める迫力』のバランス。演出と3D映像のディテールにこだわり、最後まで調整を重ねた。魔界伝説のリニューアルではなく、全く新しいアトラクションであると自負している。ぜひ遊びに来て」と呼び掛ける。

 

 担当者も全て把握できていないという“隠し要素”も気になるところ。特定の的を撃つと「連射モード」になったりボーナスキャラがいたりと、数種類が用意されている。公開初日は、無料で何回でも遊べる(9時30分から整理券を配布し、11時以降は先着順)ので、高ポイントの敵を狙ったり隠し要素を探したりして、ハイスコアを狙うのもいいだろう。

 

 子供も大人も楽しめる、華蔵寺公園遊園地の新アトラクション。2月19日は2世代、3世代で“魔族討伐”に出かけてみては。

伊勢崎市華蔵寺公園遊園地。

データ
スーパーシューティングライド
モンスター×ヒーローズ 3D

伊勢崎市華蔵寺町1
(伊勢崎市華蔵寺公園遊園地内)


9:30~16:30
(3月〜11月は9:00〜17:00)


280円


火曜ほか


伊勢崎市華蔵寺公園遊園地
0270-25-4478


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